人類運命共同体の理念は国際社会の共通の利益に合致＝外交部

　11月2日、第77回国連総会の第1委員会（軍縮・国際安全保障問題）は、「宇宙に最初に武器を配置しない」と「宇宙空間における軍拡競争防止のためのさらなる確実な措置」に関する決議を採決しました。両決議には、中国が提唱する人類運命共同体の理念を再び盛り込まれています。

　これについて、中国外交部の趙立堅報道官は3日の定例記者会見で、「中国とロシアが共同で提出した『宇宙に最初に武器を配置しない』と『宇宙空間における軍拡競争防止のためのさらなる確実な措置』に関する決議を、第77回国連総会の第1委員会は大差で採決した。両決議はいずれも、宇宙空間での軍拡競争を防止し、人類運命共同体の構築に向けて共に努力すべきだと強調している。国連総会の宇宙安全分野の決議に人類運命共同体という理念が盛り込まれるのは６年連続となる。しかし、残念なことに、一部の国は国際社会のコンセンサスを顧みず、人類運命共同体の理念を貶め、歪曲し、国連総会決議にこの理念を盛り込むことを妨害しようとやっきになっている」と批判しました。（馬げつ、MN）