グレーターベイエリア、今年600本目の「中欧班列」が出発=中国

2022-11-03 14:05:29  CRI

 中国鉄路広州局集団有限公司(広鉄グループ)によれば、コンテナ100個を満載した貨物列車の「中欧班列」X 8186番が2日、広鉄グループの増城西物流パークを出発しました。

 同列車は、新疆ウイグル自治区の国境の街のコルガスで通関して欧州方面に向かいます。同列車はまた、香港(港)・マカオ(澳)・広東省(粤)珠江デルタの9都市で構成される大湾区(グレーターベイエリア)から出発した今年600本目の「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ貨物列車)です。今年になってからの「中欧班列」の運行本数は前年同期比43%・343本増で、すでに過去最高を記録しました。大湾区からの運行本数は2016年の45本から2021年の385本まで年々増加したことで、5年間で8倍以上の成長が実現しました。

 鉄道部門は今年、貨物輸送サービスのシステムを全面的にグレードアップし、国際輸送についての申請やデジタル署名認証、オンライン追跡、デジタル決済、オンライン納品、オンライン請求など全過程における「ワンストップ式」のオンラインサービスを提供するようになりました。この措置により、利用者の利便性が向上すると同時に、新型コロナウイルスの感染リスクも低減しています。(藍、鈴木)

 

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