北京
PM2.577
23/19
中国の耿爽国連常駐副代表は2日、安保理で国連難民高等弁務官の報告を受け、「中国はこれまで通り国連難民高等弁務官事務所および難民高等弁務官の仕事を支持する。国際社会は資源調達に力を入れ、すべての難民が保護されるよう努力しなければならない」と発言しました。
耿副代表は「世界各地で現在、難民問題の厳しさと複雑さが一層深刻になっている。世界では今年、難民や国内避難民らの総数が初めて1億人を超えた」と説明。「こうした人々に対する人道的ニーズは拡大しているが、人道的資源が極めて不足しているため、国連難民高等弁務官事務所などの人道支援機関が救済基準の引き下げを迫られていることが懸念される」との考えを示しました。
耿副代表は「発展途上国は世界の難民の83%を受け入れている。先進国は支援の約束を確実に履行し、発展途上国の圧力緩和を手助けしなければならない」と強調しました。(閣、柳川)