国産コーヒーメーカーの販売台数が急増　中国

　中国では多くの家庭がコーヒーメーカーを購入するようになり、今年、国産コーヒーメーカーの販売台数は急速に増加しています。

　中国東部浙江省慈渓市の電気店では、3000元（約6万890円）から5000元（約10万1483円）の高級国産コーヒーメーカーが人気です。

　ある消費者は、「国産コーヒーメーカーは見た目と自動機能の面で若者に魅力的だ。値段が手頃で、性能も優れている」と話しました。

　国内最大の電子商取引会社のデータによりますと、2022年のコーヒーメーカーの販売台数は6カ月連続で増加し、前の年の同じ時期に比べて200%以上増加したということです。

　また、コーヒーメーカーの関連事業に携わる中国企業の数は2012年の720社から2021年の4700社に増えています。

　一方、海外からの注文も殺到しています。慈渓市税関の統計によりますと、これまでの9カ月で慈渓市の企業が輸出したコーヒーメーカーの総額は3億3000万元（約67億円）に達し、前年同期比で31.5%増加し、その多くはEUや米国、ブラジルに輸出されているということです。（任春生、HK）