北京
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習近平国家主席は26日、中国北西部の陝西省延安市高橋鎮の南溝村にあるリンゴ園を訪れ、今年のリンゴの作柄状況を聴取しました。中国共産党第20回全国代表大会後、習主席による初めての国内視察となります。
今年も豊作を迎えた南溝村のリンゴ園
南溝村は気候、日照時間、緯度、海抜などに恵まれ、リンゴの栽培に適しています。同村では、点滴かんがい技術や選果ラインが発展し、販路の悩みもないことを聞き、習主席は、「南溝村にとってのリンゴ栽培は天の時、地の利、人の和がそろった最適の産業であり、明るい未来がある」と高く評価しました。
上部に雹を防ぐネットが張られているリンゴ園
習主席は16歳にもならない1969年から7年にわたって陝西省北部の農村で暮らし、農民たちと共に労働し、生活した経験があります。習主席は当時を振り返って、「当時、貧しい生活をしていた農民の皆さんを見て、どのようにすれば皆さんを豊かにできるかを考えていた」と明かした上で、たくさんのリンゴが実り、飛躍的な変貌を遂げた現地の様子を目の当たりにして、「陝西省北部の変化から中国の変化を垣間見ることができる」と述べました。(鵬、坂下)