外交部 冷戦思考と覇権の論理を捨て、理性的で責任ある核政策を取るよう米国に勧告

2022-10-28 19:24:28  CRI

 外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、米国防省が発表した「核態勢の見直し(NPR)」について「米国が発表したNPRは大国間の競争、陣営間の対抗を極力強調し、冷戦思考やゼロサム理念にあふれており、核兵器を地政学上の目標を推進する道具にしている。これは核戦争を防止し、核軍拡競争を回避するという国際的な期待に反している」と述べました。

 汪報道官はさらに、「米国の政策は絶対的な軍事的優位を求める覇権の論理を反映しており、核軍拡競争を刺激している。米国は国家安全保障政策における核兵器の役割を強化し、核兵器使用のハードルを下げ、日増しに核衝突のリスクの源となっている。米国が特定国の核の脅威をけん伝することは、大国の相互信頼を損ない、核軍拡競争と核対決をあおり、核拡散を刺激し、国際と地域の平和と安定を著しく破壊することになる」と指摘しました。(雲、鈴木)

 

ラジオ番組
KANKAN特集