北京
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習近平総書記が中国共産党中央政治局常務委員を率いて延安革命記念地を見学(10月27日撮影)
習近平総書記は27日、新たな中国共産党中央政治局常務委員を率いて中国北西部の陝西省延安市を訪れました。
習総書記は「今回、中央政治局常務委員と共に来たのは、新しい中央指導グループが延安時代に党が形成した優れた革命の伝統とやり方を継承し、発揚し、延安精神を発揚することを明示するためだ」と語りました。
楊家嶺革命跡地を俯瞰
中国共産党中央と毛沢東氏ら一世代上の革命家は延安で1935年から1948年までの13年間を暮らし、戦いました。うち9年間は楊家嶺で過ごしました。
習総書記ら一行は、まず中国共産党中央の所在地の跡地である楊家嶺革命跡地を訪れ、中国共産党第7回全国代表大会の会場や毛沢東氏ら一世代上の革命家の旧居を相次いで見学しました。
中国共産党第7回全国代表大会の代表が会場入りする情景(1945年撮影)
延安精神は中国共産党が延安時代に形成した貴重な精神的財産です。その主な内容には、正しい政治方向を固めること、思想を解放し実事求是(事実に基づいて真理を求める)の思想路線、全身全霊人民に奉仕する根本的主旨、自力更生と刻苦奮闘の創業精神があります。
中国共産党は延安時代、人民に全身全霊奉仕するという根本的な主旨を打ち出し、党規約に盛り込みました。
習総書記は今回の延安訪問で、「全党の同志は自覚的に人民を中心とする発展思想を各活動おいて貫き、共同富裕を着実に推し進め、現代化建設の成果がより多く、より公平に全国民に恩恵をもたらすようにせねばならない」と強調しました。
延安革命記念館を俯瞰
自力更生と刻苦奮闘の創業精神は、延安精神の重要な内容です。
習総書記は今回の見学で、「物質的生活がどんなに豊かになった将来にも、自力更生と刻苦奮闘の精神は絶対に捨ててはならない」と断言した上で、「偉大な建党精神と延安精神を発揚し、第20回党大会で示された目標と任務の実現のために団結して奮闘せねばならない」と強調しました。(ヒガシ、鈴木)