中国の2021年GDP当たり炭素排出量、前年比3.8%減=生態環境部

2022-10-27 16:20:17  CRI

 生態環境部は27日、中国の気候変動対策政策と行動に関する「2022年度報告」を発表しました。同報告書は、中国が2021年以来、「パリ協定」の実施に向けてカーボンピークアウトとカーボンニュートラルの目標を中心に、各重点事業について、秩序立てて、かつ効果的に推進していることを紹介しました。

 初期段階の計算によれば、2021年のGDP当たりの二酸化炭素排出量は前年比3.8%減で、2005年と比較すれば50.8%減少しました。同時に、非化石エネルギーの一次エネルギー消費に占める割合は16.6%に達し、風力発電と太陽光発電の総設備容量は6億3500万キロワットに達しました。GDP当たりの石炭消費量の減少は著しく、森林の被覆率と樹木体積は30年連続して増加しました。全国炭素排出権取引市場はスタートして満1年の時点で、炭素排出割当額の累計成約量は1億9400万トンで、累計成約額は84億9200万元(約1713億円)に達しました。(朱、鈴木)

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