北京
PM2.577
23/19
中日国交正常化50周年を記念して、茶道の講座・体験イベントが22日午後、北京の日本大使館広報文化センターで開かれました。茶道裏千家北京駐在講師と北京同好会の会員による茶道の講演会・デモンストレーションが行われ、約120名の参加者が訪れました。
デモンストレーションの様子
茶道裏千家北京駐在講師による茶室での抹茶の飲み方、点前の稽古などを解説
お茶会体験の様子
茶道裏千家北京駐在講師が参加者に茶筅の振り方を紹介
茶道裏千家北京駐在講師が参加者にお茶碗の押さえ方、姿勢などを説明
参加者は抹茶とお茶菓子に興味津々
デモンストレーションでは、茶道裏千家北京駐在講師と北京同好会の会員らが茶道の歴史・発展・特徴・精神などについて説明し、参加者たちに具体的なやり方を実演しました。イベント中に参加者の興味を一番引いたのは、抹茶とそれに合わせたお茶菓子を味わう時で、味覚を通しても茶道の魅力を体験しました。
大学生の李さんは茶道のイベントに参加した感想について、「アニメでよく見ていたが、実際に体験できてよかった。お茶を飲むだけで、こんなに様々な動きがあるのは大変だが、茶道の世界の奥深さにはほとほと感心するばかりだ」と話しました。また、参加者からは、「茶道には前から興味があるが、今回は初めて実際に体験できて嬉しい」「立ち振る舞いから足の運び方にまで、決まったルールがあり、大変セレモニー感が強い」「現代人の生活にとって、気持ちを落ち着かせるのに良い効果があると思う」などの感想の声が上がりました。(取材:趙雲莎)