2022年長江スナメリ科学調査、水面調査が終了

2022-10-21 14:46:57  CRI

 2022年長江スナメリ科学調査の水面調査が先ごろ終了し、現在は調査データの集約・分析段階に入っています。

 今回の長江スナメリ科学調査は9月19日に開始しました。2006年、2012年、2017年に続き4回目となる長江全流域の長江スナメリに対する科学調査であるとともに、長江の10年間禁漁令の実施後、初の流域性の種の系統的調査でもあります。

 今回の科学調査は長江本流の中下流、鄱陽湖、洞庭湖など長江スナメリの分布エリア全域が含まれました。長江から洞庭湖につながる河口付近では、数頭の長江スナメリが先を争って水面から飛び出している様子が科学観測隊員により発見されました。うち少なくとも2組の親子がいました。

 また最近、江西省南昌市揚子洲でも、複数の長江スナメリが保護担当者によって連続的に観測されました。(ヒガシ、謙)

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