「古典から学ぶ」〜文化の源を探り中国の方策を解析 治国に常ありて、利民を本と為す〜

2022-10-19 17:26:09  CRI

 「治国に常ありて、利民を本と為す」とは、「国政運営では常に変わらぬものがあり、それは人民に利益をもたらすことを基本にすることだ」という意味です。この2100年以上前の国政運営の理念は今も受け継がれています。中国の執政党は公のために築かれた政党であり、人民のために執政することが本質的に要求されています。

 北京市内で2022年10月16日、第20回党大会が開幕 習近平総書記は中国共産党第19期中央委員会を代表して同大会に報告

 習近平総書記は16日に開幕した中国共産党の第20回全国代表大会での報告の中で、「国とは人民であり、人民は国である。中国共産党は人民を指導して国家を建設して守る。守るのは人民の心だ」という理念を提起しました。

 中国は2012年、人類史上最大規模かつ最も強力な貧困脱却の堅塁攻略戦を開始し、2020年には国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年繰り上げて実現しました。

 

「断崖の村」と呼ばれるこの村は中国中西部の山奥の峡谷にある彝(イ)族の村です。村民はかつて、藤のつるや木片で作られたはしごを毎日利用して、外界とのつながりを保っていた。下の写真は転居先居住区の学校

 国民に良い暮らしをもたらすことは、中国共産党の終始一貫した奮闘目標です。2021年の全国住民1人当たり可処分所得は年間3万5128元(約73万円)で、10年間累計で実質78.0%増加しました。住民の平均寿命は2021年には78.2歳にまで伸び、新型コロナウイルス感染症の流行に直面した2020年と2021年にも、中国の平均寿命は伸び続けました。

 98歳の胡漢英さんは2020年3月1日に全快して武漢雷神山病院を退院した。現在までに中国で治癒した新型コロナ患者の最高齢者は108歳

 今日の中国は、世界で最も安心感のある国の一つで、共同富裕の素晴らしい青写真が形になりつつあります。(雲、鈴木)

 

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