北京
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中国共産党第20回全国代表大会の開催前、数多くの外国人語学専門家が第20回党大会活動報告の翻訳作業に参加しました。中国が党大会の活動報告の翻訳に外国人専門家を招請したのは、第19回党大会に続き、今回が2回目です。該当する言語の「最初の読者」として、彼らは第20回党大会の活動報告をどのように評価しているのでしょうか。活動報告に込められた理念や中身をどのように理解しているのか、以下は、アラビア語の専門家であるヤハイヤ氏の見解です。
スーダン出身のアラビア語専門家であるヤハイヤ氏は中国政府友誼賞の受賞者で、これまでに何度も、党大会や全国人民代表大会および全国政治協商会議の重要文書の翻訳を担当してきました。5年前、彼は党の第19回全国代表大会活動報告のアラビア語への翻訳作業に参加し、今年も再び第20回党大会活動報告の翻訳に参加しています。
ヤハイヤ氏は、「第20回党大会の活動報告の翻訳を通じて、中国共産党の路線、方針、政策および習近平総書記の思想をさらに理解することができた。私の考えでは、中国共産党は執政党として、中国を率いてさまざまな分野で発展の成果を収めてきたと共に、一貫して国民を中心に据え、国民の幸福を追求することを堅持しており、国民の物質的生活と精神的生活も非常に重視している」と語りました。
ヤハイヤ氏が活動報告の中で印象が深いのは「中国式の現代化」という言葉です。これについて、彼は「この概念が打ち出されたことは中国自身の発展方向を明確にしただけでなく、世界的にも重要な意義を持っている。『中国式の現代化』とは、私の理解では、中国共産党が指導する中国の特色ある社会主義に基づいており、それはまた、世界の他の発展途上国にもう一つの選択肢を提供している。つまり、現代化とは略奪、戦争、流血ではなく、自主独立、平和の道、国際協力に基づいてこそ実現することができるということだ」と強調しました。(非、坂下)