中国、先端技術活用でスマート農場づくり

2022-10-17 15:26:52  CRI

 

 中国の農業の現場では5Gやドローン、自動運転などの先端技術を活かしたスマート農場が増えています。

 中国北東部吉林省大安市の農地では、無人収穫機が自動で作業を行っています。スタッフは室内でコンピュータゲームをやるように画面を見ながらジョイスティックを動かすだけで、1人で2台以上の無人収穫機を同時にコントロールすることができます。事前にプログラミングをしておけば、無人収穫機に決まったルートを走行させることも可能です。

 また、農作物の成長具合の観測にはドローンが導入されており、導入前までは50人が必要だったこの作業は、現在ではドローン1機とスタッフ1人でできるようになりました。

 スマート農場では、5Gネットワークが整備され、気象観測や灌がいシステムにデジタル技術が導入されたことにより、効率が大幅に高まっているということです。(鵬、星)

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