環境汚染防止に関する目標を強調=習総書記

2022-10-16 16:00:22  CRI

中国北西部青海省にある長江、黄河、瀾滄江の源流地を見下ろす三江源国立公園。2021年10月、三江源などを含む第1陣の中国国立公園が正式に設立。保護面積は23万平方キロメートルに達し、中国の重点保護の陸生野生動植物種の30%近くをカバーしている。(写真提供:「視覚中国」より)

 中国共産党第20回全国代表大会が16日、北京の人民大会堂で開幕しました。習近平総書記は第19期中央委員会を代表して報告を行った際、「中国は環境汚染防止を深く推進していく。青い空や青い水、清い土を守る闘いを引き続き深く堅持し、大気の重度汚染と都市部の黒くて臭い水を基本的に取り除き、土壌汚染の発生源の予防・抑制を強化し、環境インフラ建設のレベルを高め、都市部と農村部の居住環境整備を推進していく」と強調しました。

2022年10月12日、江蘇省徐州睢寧県邱集鎮。黄金色の田んぼと遠くに見える風力発電ユニットが互いに趣を醸し出し、美しい田園絵巻を織りなす。(写真提供:「視覚中国」より)

 習総書記は、「カーボンピークアウトとカーボンニュートラルを積極的かつ適切に推進していく。中国のエネルギー資源の強みに立脚し、旧来の固定概念を打ち破ってこそ、新しいものを作り出すことができるという考えを堅持して、計画的かつ段階的にカーボンピークアウトとカーボンニュートラルに向けた行動を実施する。エネルギー革命を深く推進し、石炭のクリーンかつ効率的な利用を強化し、新たなエネルギー体系の計画・建設を加速して、気候変動対応のグローバルガバナンスに積極的に参加する」と表明しました。(張、星)

2017年7月7日、51番目の世界遺産となった中国西部のココシリ自然保護区。中国のチベットカモシカの数は2021年に30万頭を超え、保護レベルは「絶滅危惧」から「準絶滅危惧」に引き下げられた。(写真提供:「視覚中国」より)

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