中国　国連内部司法制度の管理メカニズム整備を支持

　中国の耿爽国連次席大使は11日、中国は国連内部司法制度の関連作業を極めて重視しており、新旧の入れ替えにより国連内部司法制度の管理メカニズムを整備することを支持すると表明しました。

　耿国連次席大使は第77回国連総会第6委員会における「国連内部の司法」の討議の際に発言し、「国連内部司法制度は、国連システム内部の建設を強化し、職員の合法的権益を保障する上で重要な意義を持つ。中国は新たな措置をさらに模索し、施行し、国連内部司法制度の管理メカニズムを改善し、司法の効率を高め、事案が滞ることを減らすことを支持する」と表明しました。

　耿国連次席大使はさらに、「国連内部司法制度はすべての国連職員の合法的権益を保障する重要な仕組みであり、かけがえのない役割を果たしている。非公式の制度であれ、公式制度であれ、国連は一貫して、法治の原則を堅持し、規則と制度を厳格に執行し、意見の相違の解消や矛盾の解決に力を入れ、国連システム内部の公平と正義を促進していかねばならない」と指摘しました。（雲、鈴木）