北京
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中国のチベット自治区のラサにあるポタラ宮では、8000点以上の古代の貴重な古書と文献がデジタルで保存されています。
ポタラ宮は7世紀に建てられたチベット仏教の象徴で、チベット族の歴史、文化、芸術の宝庫でもあります。2018年、中央政府は3億元(およそ61億円)を拠出し、10年にわたるポタラ宮古代文献保護プロジェクトをスタートし、古代文献の保護、修復、デジタル化と登録センターを設立しました。
8000点以上の古代文献の中で、古代インドで起源した植物の葉っぱに書かれた貝葉経は、スキャンなどのデジタル技術によって保存されています。
貝葉経は2千年以上の歴史があり、その内容には詩歌、医学、哲学、天文学などが含まれていて、世界古代文献における貴重な原始資料です。(任春生、CK)