トルクメニスタン上院議長「中国と手を携えて進歩と繁栄の道を進む」

　トルクメニスタン議会上院（人民評議会）のベルディムハメドフ議長はこのほど、首都アシュハバードで中国メディアのインタビューに応じ、「トルクメニスタンと中国の関係は国際関係のモデルである。中国共産党第20回全国代表大会の成功を祈っている」と述べました。

　ベルディムハメドフ議長はその際、「中国との関係には数千年の歴史があり、両国をつなぐシルクロードは貿易と文化交流の架け橋であり、両国関係の強固な歴史的基盤である。国交樹立以来30年間、両国は手を携えて進歩と繁栄の道を歩んできた。両国関係は国際関係のモデルだと言っても決して言いすぎではない」と述べました。

　ベルディムハメドフ議長はまた、「両国は国際問題や両国の核心的利益にかかわる問題において互いに支持しあっている。われわれは『一つの中国』の原則を断固として堅持し、いかなる形の分裂主義にも反対する」と特に強調しました。

　中国のこの10年来の発展成果について、ベルディムハメドフ議長は「これは中国共産党の政治的意志と強い決意、正しい戦略方針、そして中国人民の支持のたまものであり、とりわけ習近平主席の知恵と先見性のたまものだ」と指摘しました。間もなく開催される中国共産党第20回全国代表大会について、ベルディムハメドフ議長は、今回の大会は重要な意義を持つとした上で、会議の成功を祈りました。（藍、坂下）