北京
PM2.577
23/19
中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室によりますと、宇宙ステーション「天宮」で「天宮教室」第3部を10月12日15時45分から行うことが決定しました。有人宇宙船「神舟14号」乗組員の陳冬氏、劉洋氏、蔡旭哲氏が協力して青少年に向けて授業を行い、その様子は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)により世界中に生中継されます。
今回の宇宙授業は前回に続いて宇宙と地上が対話するスタイルで進められ、3人の宇宙飛行士が軌道上の宇宙ステーション「問天」モジュールでの作業と生活の様子を紹介するほか、微小重力環境下での毛細管現象の実験、宇宙ならではの水の飲み方、及び植物の成長研究プロジェクトの紹介などを行います。授業は地上の教室と連携しながら進められ、有人宇宙飛行の知識を広く普及させ、多くの青少年の科学への情熱をかき立てることを狙いとしています。
「天宮教室」はこれまでに2回の宇宙授業を成功させており、社会的にも好評を博しています。(閣、坂下)