北京で敦煌壁画が見えるのか?

2022-10-04 19:17:36  CRI

 10月1日から7日までは中国の国慶節連休になります。

 この一週間を利用して私が思い存分出かけて、いろんなところに行きたいと思います。

 だから、今回はずっと憧れている敦煌...じゃなくて、「文明の印-敦煌芸術大展」に行ってきました。

 敦煌を題材にした展示会としては過去最大規模という宣伝がネットで見ました。3部分に分けられ、古典敦煌芸術の歴史、敦煌蔵経洞、1940年以来の芸術と精神だそうです。

 展示が開かれているのは「北京民生現在美術館」という場所で、北京市内で珍しい駐車場付きの博物館です。

 チケットはちょっと高く、一般チケットは120元(2400円)、ペアは198元(4000円)、プレミアムも80元(1600円)になります。

 事前予約は不要で、その場でチケットを買えばいいです。

 今回は非常に貴重なオブジェが展示されています。だから、室内の温度は低く抑えられていますので、半袖はさすがに無理だと思います。

 そして、敦煌知識にあまり詳しくない人達は、ガイドさん寄りの説明サービスが超お勧めします。説明は毎日4回、それぞれ10:30、11:00、14:30、16:00です。最初の2回をお勧めします。説明が終わってから、学んだばかりの知識を持って、自分でゆっくり見て回ることができますから。

 もちろん敦煌を実際に北京に移すことは不可能で、今回展示しているのはすべて1:1の復刻品。しかし、一つ一つの洞窟の中に立つと、敦煌の重厚な文化的雰囲気が顔をのぞかせてきます。現在、文物保護の理由で、敦煌の大部分の洞窟はすでに立ち入ることができなくなっています。だから、この最高級の復刻大展は、体験鑑賞の角度から、私たちが敦煌に最も近づくことができるチャンスではないでしょうか。

 敦煌芸術大展

 場所:北京市朝陽区酒仙橋北路9号c7号

 期間:2022年8月29日~2023年2月28日

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