【CRI時評】中国とアルゼンチンは新興市場国の団結と協力のモデルを樹立した

2022-09-30 11:52:34  CRI

 北京時間の28日夜、中国の習近平国家主席は中国とアルゼンチンの人的・文化的交流に関するハイエンドフォーラムに祝電を送り、フォーラムが中国とアルゼンチンの包括的な戦略パートナーシップに新たな一章を書き加えるための一助となり、新時代の中国・ラテンアメリカ共同体、人類運命共同体の構築を推進するために貢献することを希望した。アルゼンチンのフェルナンデス大統領はフォーラムに寄せた祝電の中で、双方の協力が深まる事を期待し、アルゼンチンと中国の包括的戦略パートナーシップのために微力をささげ、両国人民の幸福と世界平和によりいっそう貢献すると述べた。

 50年来、中国とアルゼンチン両国が「遠く離れた友人」から「包括的戦略パートナー」の関係に発展してきたことは、両国の人民に具体的な幸福をもたらしただけでなく、国家間におけるウィンウィン関係の実現が完全に可能であることを十分に証明した。

 中国とアルゼンチンの経済・貿易関係の健全で安定した発展は双方の民衆に極めて大きな利益をもたらした。現在、中国とアルゼンチン両国はいずれも、感染症後の経済回復、民生福祉の増進という重要な課題に直面している。「一帯一路」建設の推進に伴って、中国とアルゼンチンは協力の基礎をよりいっそう固めつつあり、発展に向けた課題解決のために、より多くの動力を注ぎ込んでいる。

 ラテンアメリカには、「友と酒は古いほど良い」ということわざがある。中国とアルゼンチンという50年来の旧友にとっては、互いの文明を理解し合い、人々の心を通わせ合うことは常に両国間の協力の尽きることのない源だった。

 中国とアルゼンチンの関係の過去50年にわたる包括的で急速な発展は、中国とラテンアメリカの関係のはつらつとした活力の縮図でもある。近年、ラテンアメリカの「中国ブーム」と中国の「ラテンアメリカブーム」が同時に熱くなっている。こうした目を引く成果の裏にあるのは、中国とラテンアメリカ諸国の団結協力、共同発展であり、中国・ラテンアメリカ運命共同体が大きな流れに乗ってはつらつと成長していることだ。今後、中国とラテンアメリカの協力は引き続き着実に、遠くまで進み続けるだろう。(CRI論説員)

ラジオ番組
KANKAN特集