米国はサイバー空間の“黒い手”を伸ばし続けている=外交部

2022-09-28 22:19:21  CRI

 中国国家コンピュータウイルス緊急対応センターはこのほど、「米国家安全保障局(NSA)による中国・西北工業大学へのサイバー攻撃に関する調査報告(その2)」を発表しました。これについて、外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で、「米国がサイバー空間に伸ばす“黒い手”はますます長くなっている。これは国際社会で日増しに強まる共通の懸念となっている」と述べました。

 調査報告では、NSAのハッキング部門である「テーラード・アクセス・オペレーションズ(TAO)」が、日本、ドイツ、韓国などを中継点として、オランダ、デンマークなどの国にサイバー攻撃のための「武器」を設置して、中国の重要インフラをコントロールし、西北工業大学内部のネットワークに深く侵入し、大量のアカウントや身分データ、システムログなどの重要データを盗んだことが詳細に暴かれています。

 これについて、汪報道官は、「米国こそ世界のサイバーセキュリティを脅かす最大の脅威であることが、ますます多くの事実によって証明されている。中国は各国が団結して、サイバー上の主権を侵害し、国際ルールを破壊する覇権的行為に反対し、平和、安全、開放的、協力的なサイバー空間を共に作るよう呼びかけたい」と述べました。(鵬、MN)

 

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