中国国内最大規模のLNG備蓄基地が利用開始

2022-09-27 11:44:10  CRI

 液化天然ガス(LNG)21万7000立方メートルを載せた船舶ALGHASHAMIYA号が26日午前、中国東部の江蘇省塩城市濱海港に停泊し、LNGの荷降ろし作業を始めました。これは中国国内最大規模のLNG備蓄基地「緑能港」の正式な利用開始を意味しています。

塩城市の港に停泊中のALGHASHAMIYA号

 「緑能港」は塩城市濱海港工業パークに位置する、中国国内最大規模のLNG備蓄基地です。一期プロジェクトでは大型貯蔵タンク10基を建設し、総容量は250万立方メートルです。年間600万トンのLNG処理能力で計算すれば、毎年、二酸化炭素3764万トン、窒素酸化物66万8000トンの排出を削減でき、8000万本を植えるという造林の効果に相当します。これは長江デルタ地域のエネルギー構造を最適化し、カーボンニュートラルとカーボンピークアウトの目標の実現に重要な意義を持っています。(殷、野谷)

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