北京
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第4回大運河文化観光博覧会がこのほど、中国東部の蘇州市で開催されました。
2500年以上の歴史を持つ、全長約3200キロの中国大運河は世界で最も距離が長く、最大規模かつ最も古い時期に開削された運河です。大運河は八つの省・市にまたがり、五つの主要な水系とつながっています。
大運河は2014年6月に世界遺産に登録されており、運河沿いの都市は生態再構築、水質モニタリングなどの措置によって大運河の生態環境を改善しており、大運河両岸の住民の暮らしには喜ばしい変化がありました。
中国東部・江蘇省蘇州区間の大運河
中国東部・山東省聊城大運河の風景
中国東部・江蘇省の淮安新港埠頭
京冀区間の大運河
近年、大運河の水運の質は大きく向上しています。6月24日、それぞれ北京の通州区と河北省香河市を発した遊覧船が北運河(北京市通州区から天津市まで)の水路上の北京への出入りの玄関口となる水門を向かい合って通過したことにより、大運河京冀(北京・河北)区間の観光水路の相互接続が実現しました。これは北京市に初めて、省をまたいだ航路と省をまたいだ水上輸送が登場したことを意味します。(雲、坂下)