国連総会で複数の国が米国の一方的制裁という覇権主義を非難

2022-09-23 13:46:03  CRI

 21日、第77回国連総会の一般討論演説は2日目に入りました。複数の国の指導者が演説を行い、米国が他国に対して行っている一方的制裁という覇権主義的行為を非難し、米国による他国への内政干渉という不法行為に反対を示しました。

 イランのライシ大統領は、「イランは核兵器の製造や取得を求めてはおらず、米国こそイラン核合意を踏みにじってきた」と米国が覇権主義と一方的な制裁によって他国の発展に制限を加える行為を強く非難しました。

 キューバのロドリゲス外相は、「米国は1962年からキューバに対する経済、金融封鎖と貿易の全面的な禁止を実施してきた。両国は2015年に外交関係を回復したが、米国はいまだにキューバに対する封鎖を全面的に解除した訳ではない。統計によれば、2019年4月から2020年12月までの間に米国による封鎖がキューバにもたらした損失は91億5700万ドルに上る」と強調しました。

 ナミビアのガインゴブ大統領は、「米国などの西側諸国はジンバブエに対する制裁を解除するよう」呼びかけ、「我々は制裁の圧力のない、成功を得る機会を得られるべきだ」と強調しました。(殷、坂下)

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