中国交通通信の飛躍的発展が実現=国家統計局

2022-09-22 14:20:22  CRI

 国家統計局は21日、経済・社会発展の成果に関する一連の報告書を発表しました。この10年間、中国の交通運輸業と郵便通信業のインフラネットワークが整備され、新技術と新業態は勢いよく発展し、サービスの質は持続的に向上していると指摘されました。

 また、2013~2021年にかけて、中国の交通運輸、倉庫、郵便業の付加価値は年平均6.9%増加し、同じ時期、全国の交通運輸業の累計投資額は27兆元(約550兆円)を超え、鉄道の営業距離、道路距離、内陸水路の運航距離、民間航空の定期便の航路距離、石油(ガス)輸送のパイプラインは2012年と比べそれぞれ54.4%、24.6%、2.1%、110.3%、43.2%増加したということです。

 中国の高速道路の開通距離は2012年の1.8倍の16万9000キロに達し、定期便の運航がある空港は2012年より68多い248空港に達しました。さらに、宅配便取扱量は1083億件で2013~2021年に年平均38.7%増加し、2014年から8年連続で世界1位となっています。そのほか、中国の光ケーブルの総延長は5481万キロ、4G基地局の割合は2014年の24.2%から59.2%に上昇しました。5G基地局の割合は14.3%でその数は世界の60%以上を占めており、全国のすべての地級市の市街地をカバーしているとのことです。

 一方、中国は交通輸送のグローバルガバナンスに積極的に参加しています。西部での陸海新通路、「一帯一路」の輸送通路など国際的な物流新通路の建設を計画し、国際物流の効率を高めてきました。2021年末現在、中国と欧州諸国とを結ぶ貨物列車「中欧班列」78本が欧州の23カ国の180以上の都市に到着しています。(藍、野谷)

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