中国・ASEAN博覧会の成約額は4130億元で過去最高に

2022-09-20 16:18:06  CRI

 第19回中国-ASEAN博覧会が今月16日から19日にかけて広西チワン族自治区南寧市で開催されました。博覧会では267件の協力プロジェクトが調印され、成約額は4130億元(約8兆4350億円)相当で過去最高となりました。

 今年は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効初年度にあたります。中国税関総署のデータによりますと、今年1〜8月、中国とASEAN、RCEP加盟国の輸出入額はそれぞれ前年同期比14%増、7.5%増となりました。

 博覧会の参加者は、「RCEP加盟国の産業は相互補完性が強く、地域の産業チェーン、サプライチェーンの安全・安定・開放水準の向上に役立つ」との見方を示しています。

 統計によりますと、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、RCEPメンバー間の輸出入額は依然として増加を続けています。専門家は、これは地域経済の強靭性とRCEPの地域サプライチェーン強化における積極的な役割を示していると分析しました。(hj、星)

ラジオ番組
KANKAN特集