北京
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習近平国家主席は15日午後、ウズベキスタンのサマルカンド国賓館でベラルーシのルカシェンコ大統領と会談し、両国関係を全天候型の全面的戦略パートナーシップに位置付けることで合意しました。
習主席は、「両国の国交樹立から30年、両国関係は絶えずグレードアップし、中国の根本的な利益に関わる問題について、ベラルーシの中国に対する断固とした支持を評価する。中国はベラルーシが自国の国情に合う発展の道を歩むことを断固として支持し、外部勢力がいかなる口実でもベラルーシに内政干渉することに反対する。中国はベラルーシと共にグローバル発展イニシアチブとグローバル安全イニシアチブの実施を促進し、ベラルーシと投資、経済貿易などの分野において互恵ウィンウィンの協力を行うことを望む。双方は両国の地方協力イヤーのイベント、高等教育機関の人材の共同育成を続ける。中国はベラルーシの新型コロナウイルス感染症予防・抑制を支援する」と述べました。
ルカシェンコ大統領は、「ベラルーシなど多くの国にとって、中国は信頼できるパートナーだ。ベラルーシは中国の成功した発展の経験を学び、両国の各分野における実務協力の強化を期待する。中国が打ち出したイニシアチブに賛同し、中国と上海協力機構(SCO)などの多国間枠組み内で協力を緊密化させたい。中国共産党第20回全国代表大会の成功を祈る」と述べました。
会談後、双方は「中華人民共和国とベラルーシ共和国の全天候型全面的戦略パートナーシップの樹立に関する共同声明」を発表し、科学技術、司法、農業、eコマースなどの分野の協力文書に調印しました。(殷、田口)