SCO発足21年 GDPは世界の25%を占める13倍に拡大

2022-09-13 13:05:48  CRI

 

 上海協力機構(SCO)メンバー国首脳理事会第22回会議が9月14日から16日にかけて、ウズベキスタンのサマルカンドで開催され、中国の習近平国家主席が出席する予定です。

 上海協力機構は2001年に発足し、創設時のメンバー国は中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国でした。2017年のSCOアスタナサミットでインドとパキスタンが加わり、SCOのメンバー国は8カ国に拡大しました。現在、SCOは世界の陸地面積の4分の1をカバーし、メンバー国の総人口は世界人口の半分近くを占めています。

 また、SCOメンバー国の2021年の国内総生産(GDP)規模は23兆3000億ドルで全世界のGDPの約4分の1を占め、創設時の13倍にまで拡大しました。中国とSCOメンバー国の2021年の貿易額は前年同期比40%増の3431億ドルに達しました。

 SCOの枠組みの下で複数の分野にわたる協力が進められ、安定した発展の環境が築かれており、経済面や人的と文化の分野でも著しい成果を収めています。例えば、「一帯一路」イニシアティブとユーラシア経済連合(EAEU)の連携、中国と欧州を結ぶ定期貨物列車「中欧班列」の運営、最近スタートした中国とキルギスタン、ウズベキスタンの鉄道建設プロジェクトなどは、いずれも日増しに拡大するSCOの政治的、経済的影響力を具体的に反映しています。(Lin、坂下)

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