プーチン大統領 国際関係の体系に不可逆的変化が出現

2022-09-08 15:11:03  CRI

 第7回東方経済フォーラムの全体会議に参加したロシアのプーチン大統領は7日、「国際関係体系には不可逆的変化が出現した。世界では活力と将来性に満ちた国や地域の役割が大幅に向上した」と述べました。

 プーチン大統領は、「西側諸国は自分たちだけに有利な古い国際秩序を守ろうとしている。彼らが作った悪名高い『規則』に他者を従わせようとする一方で、西側諸国自身がその『規則』にしばしば違反している」と指摘しました。

 プーチン大統領はまた、「極東は東洋諸国に対するロシアの玄関口だ。ロシアにとって、アジア太平洋地域諸国との協力を強化することは重要な意義がある」と述べました。

 プーチン大統領は自国経済について、「ロシアの全般的な経済情勢はすでに安定した。目下のところ為替と金融市場は安定しており、インフレ率は低下している。ロシアは引き続き極東地域の発展を促進し、国家政策を通じて極東地域において世界的に競争力があるビジネス環境の創出を後押ししていく」と説明しました。

 東方経済フォーラムは2015年に始まりました。今回は9月5日から8日までロシア極東のウラジオストク市内で開催されます。(雲、鈴木)

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