北京
PM2.577
23/19
中国とインドネシアによる「一帯一路」共同建設の象徴的プロジェクトである「ジャカルタ-バンドン高速鉄道」の建設に新たな進展があり、中国製の高速鉄道の車両第1陣がこのほど、ジャカルタ港からバンドン港に輸送されました。
これは中国・青島からインドネシアに海上輸送された「ジャカルタ-バンドン高速鉄道」用の最初の高速鉄道車両で、旅客営業用の高速車両1組と高速鉄道の総合検査業務を担う総合検査車両1組が含まれています。
製造元の青島市にある中車四方車輌有限公司海外事業部の馬強副総経理は、今後はジャカルタからバンドンまで陸路で輸送し、残りの車両は2023年の初めまでに数回に分けてインドネシアに輸送する計画だとしています。
「ジャカルタ-バンドン高速鉄道」の営業最高速度は時速350キロで、完成後は東南アジア初の高速鉄道となる「ジャカルタ・バンドン高速鉄道」の建設には完全に中国の技術と基準が採用されており、工事は着工以来順調に進んでいます。今年のG20首脳サミットの開催期間中に、試験区間での運行が行われる見通しとのことです。(雲、坂下)