中国、OHCHRの新疆に関する違法で無効な虚偽報告の公表に断固反対

2022-09-01 22:18:14  CRI

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)がこのほど、新疆ウイグル自治区に関する虚偽の報告書を公表したことを受け、外交部の汪文斌報道官は9月1日の定例記者会見で、「この報告書は完全に違法かつ無効であり、偽りの情報の『寄せ集め』であって、米国と西側が新疆問題で中国をけん制する政治的道具だ」と反発しました。

 汪報道官は記者からの質問に答え「OHCHRが外国の一部の反中勢力の政治的企みに基づいてこの報告書をでっち上げたことは、OHCHRが、多くの発展途上国をいじめる米国と西側の『手先』と『共犯者』に成り下がったことを改めて証明した」と強い姿勢を示した上で、「だが、この違法でいささかの信頼性もない報告書にさえ、新疆におけるいわゆるジェノサイド、強制労働、宗教的抑圧、強制不妊手術といったでたらめをあえて誇張できなかったことは、米国と西側がでっち上げた世紀のデマが既に破綻していることを示している」と強調しました。

 また、汪報道官は、「新疆の人権状況については、新疆で暮らしている各民族人民が最も発言権を持っている」と述べました。さらに、「正義を支持する60以上の国が連名でOHCHRに書簡を送り、この虚偽の報告書の公表に反対の意を示した。また、千近いNGOと新疆各界の人々がOHCHRに反対意見を表明する書簡を送った」と明らかにしました。

 汪報道官はさらに、「米国など少数の西側勢力が人権の看板を掲げて、新疆問題で中国をけん制しようとする政治的操作を進めている。彼らの企みは決して思い通りにはならない」と強い姿勢を示しました。(朱、坂下)

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