北京
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中国と日本はこの9月29日で、国交正常化から50周年を迎えます。両国関係にとって重要なこの節目をどう振り返り、未来をどう展望すれば良いのか、8月27日、中国社会科学院は「初心を顧み、未来に向かう」をテーマに中日国交正常化50周年記念国際シンポジウム(中国社科論壇2022)をオンライン併用の形で開催しました。
このシンポジウムは中国社会科学院日本研究所、中華日本学会が運営を担当。歴史と現実の視点から両国関係の各分野の発展の歩み、現状、経験などを分析し、それを踏まえたうえで、「新時代にふさわしい中日関係」の構築に向かって、今後の向かうべき方向、改善すべき方向性などを模索していました。
開幕式では、劉延東・中国国務院元副総理、福田康夫・元日本国首相、石泰峰・中国社会科学院院長、孔鉉佑・駐日中国大使、垂秀夫在中国日本国大使、程永華・中日友好協会常務副会長(前駐日中国大使)及び宮本雄二・元在中国日本国大使が挨拶を行いました。
その後は分科会が開かれ、「中日国交正常化の“原点”」、「50年の歩みと経験」「新時代の中日関係に向けて」の三つの方向性から両国の学者たちが発表が行われました。参加者は100人あまり。朝9時から午後7時までと約10時間にわたって開催されました。
どのような意見が発表され、どのような議題に関心が集まったのか、シンポジウムで議論されたことの一部を抜粋してお伝えします。
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