7月の中国外国為替市場、おおむね安定的に推移

2022-08-16 14:52:44  CRI

 国家外貨管理局は、中国の7月の外貨需給は基本的に均衡を保っていると発表しました。

 15日に発表されたデータによりますと、今年1月から7月まで、中国の銀行で決済された外貨は累計1兆5492億ドルで、外貨の売却は累計1兆4649億ドルだったということです。国家外貨管理局の副局長を務める王春英報道官は、「7月の銀行外貨決済と売却は基本的に同じ規模であり、その他の需給要因を考慮すると、国内の外貨需給は基本的に均衡を保っている」と説明しました。7月は配当金の支払いなど季節的要因の影響を受け、企業や個人といった非銀行部門の外国関連収支が小幅の赤字を見せているものの、バランスが崩れることのない通常の範囲内の変動となりました。8月上旬の黒字は100億ドル以上に上ったということです。

 なお、今年上半期の経常黒字は1691億ドルで、前年同期比45%増え、対国内総生産(GDP)比で1.9%となり、合理的な範囲内にあり続けています。(ミン・イヒョウ、謙)

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