今や大人気の観光スポット、オリンピックタワー!

2022-08-15 09:58:02  CRI

 中国ではここ数年、持続可能性に着目した“再利用”に力を入れています。

 その象徴的な例が、オリンピックレガシーの活用や再開発です。

 2008年北京オリンピックの会場となった国家体育場(鳥の巣)や国家水泳センター(ウォーターキューブ)、それから北京冬季五輪の会場となったビッグエア首鋼などは、今では観光地として人気を集めています。

 そして今回、私がやって来たのは、北京オリンピック開催当時に多目的スタジオとして試合の様子を全世界に発信する拠点になった「オリンピックタワー」です。

 2014年に完成したオリンピックタワーは、5本の塔で構成されています。最も高い塔は258mで、最も低い塔は186mあります。超高層ビルを除けば、北京市内で中央広播電視塔(中央テレビ塔)に次ぐ、2番目の高いタワーです。

 1階と2階には北京オリンピックに関する展示と、グッズ売り場があります。事前に予約することで無料で見学できますが、タワー頂上に登るにはチケットが必要です。お値段は128元(約2500円)。一番高い展望台は246.8メートルで、東京都庁(243.3メートル)とだいたい同じくらいです。

 天気がいい日なら、周辺にある国家体育場や国家水泳センター、オリンピック森林公園だけでなく、北京市内が一望できます。

 また、タワーの73階(総計82階)で、「空中レストラン」も開かれています。海鮮料理を中心にして、若者の中で、特に、子供たちの中で、大人気です。

 オリンピックタワー、ぜひ体験しに来てくださいね。

 オリンピックタワー

 場所:北京市朝陽区北辰東路15号

 営業時間:5月1日〜10月31日の期間は6:30〜22:00、11月1日〜4月30日の期間は7:30〜21:30

 チケット:128元(約2500円)

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