北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は9日、中国を訪問中の韓国の朴振(パク・チン)外相と山東省青島市で会談しました。
双方は両国の外交部門が中韓関係の将来の発展に関する共同行動計画を早期に調印することや、両国外交部門のハイレベル戦略対話と外交安全保障に関する「2+2」対話を年内に開催することで合意しました。双方はまた、中韓自由貿易協定(FTA)の第2段階の交渉を加速させることや直行便の増便などで意見が一致しました。
双方はさらに、在韓米軍のTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備問題について突っ込んだ意見交換を行い、自らの立場を詳しく説明し、互いに双方の安全保障上の懸念に注意を払い、両国関係の足かせにならないよう、適切に対処するよう努力するべきとの意見で一致しました。
双方は日本の原子力汚染水の海洋放出の動きに引き続き最新の注意を払い、日本側は利害関係各国と十分な協議を行う必要があるとの考えを示しました。
王毅外交部長はまた、韓国の首都圏で豪雨災害が発生し、死傷者が出たことについてお見舞いの意を表しました。(藍、坂下)