No.179　奥特曼＆软着陆　硬着陆

2022-08-10 19:03:47 CRI

【ちょっと気になる】

奥特曼（ào tè màn）ウルトラマン

　特撮ヒーローである「ウルトラマン」の中国訳です。

　ウルトラマンは中国でも人気があります。1993年1月に初めて『ウルトラマン』の特撮番組が放映されたのを皮切りに、1990年代には、『ウルトラマン』シリーズのうち6作品が中国で放送されました。子どもの頃に『ウルトラマン』を見て育った世代はいま20代から30代になっているので、その子どもたちもウルトラマンの影響を受けるようになっています。

　中国のＳＮＳ・ウェイボーにはウルトラマンの公式アカウントもあります。そのフォロワー数は2022年6月13日時点で42.1万人となっています。

　7月30日、世界で初めて、ウルトラマンのテーマパークが上海にオープンしました。

　ここは上海海昌海洋公園の一部で、ウルトラマンがテーマの展示施設や、劇場、ゲームセンター、レストランなどが設けられています。

そのうち、展示施設では、ウルトラマンのキャラクターの人形や模型など、約400点が紹介されています。また、音楽広場では、音楽に合わせてリズミカルに動く高さ12メートルのウルトラマン像が展示されています。

　子どもだけでなく、90年代にそのテレビを見てファンになった大人たちにとっても、わくわくできるスポットですね。

【キーワード】

软着陆（ruǎn zhuó lù）ソフトランディング

硬着陆（yìng zhuó lù）ハードランディング

≪意味≫

　「硬着陆」はハードランディング。そもそもは飛行機が衝撃を伴いながら強行着陸する様子を指す言葉です。転じて、経済や市場を急速に悪化させるような大胆な政策の影響を指すようになりました。

　一方、「软着陆」は、ソフトランディング。軟着陸（なんちゃくりく）とも言いますね。飛行機が緩やかに地面に降下し、安定した着地をする様子を表します。これを経済用語として使う場合、好景気が最終段階を迎え調整に入ったときに、成長の速度を少しずつ低下させることを表します。

≪使い方≫