【CRI時評】台湾海峡の平和と安定を破壊、米国に全ての結果責任

2022-08-03 10:58:54  CRI

 ペロシ米下院議長が2日、中国の断固とした反対と厳正な申し入れを顧みず、中国の台湾地区を訪問したことは、米台の公式往来をエスカレートさせる重大な政治的挑発であり、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定に深刻に違反し、中米関係の政治的基礎に深刻な衝撃を与え、中国の主権と領土保全を深刻に侵し、性質は非常に卑劣で、結果は非常に深刻だ。「台湾独立」分裂勢力を支持する米国の一部政治家が、台湾海峡の平和と世界の平和・安定の最大の破壊者であることを改めて示した。中国側は必ず、あらゆる措置を取って国家の主権と領土保全を守る。

 台湾問題は中国の核心的利益に関わる問題だ。1943年の「カイロ宣言」と45年の「ポツダム宣言」は、中国が台湾の領土主権を有することについて国際社会にはいかなる争いも存在しないことを、明白かつ間違いなく表明している。中米間の三つの共同コミュニケは、世界に中国は一つしかなく、台湾は中国の一部であり、中華人民共和国政府は中国の唯一の合法政府であることを米国が認めると、明確に規定している。

 米国政府の序列3位の人物であるペロシ氏がこのことを理解していないはずはないが、危ない橋を渡ったのは、政治的私利によってのぼせ上がり、この危険で挑発的な行為が中米関係、地域の安全保障および米国自身に巨大な衝撃を与えるのを全く顧みないことを物語る。台湾海峡情勢が緊張しエスカレートする根本的な原因は、台湾当局による再三の「米国に頼り独立を図る」と米国の一部の人間による意図的な「台湾問題で中国をけん制」にあることを、国際社会に一層知らしめている。

 ペロシ氏の訪問が、台湾への真の「関心」によるものではなく、明確な政治的目的を帯びたものであることは明らかだ。米国では中間選挙が迫っており、ペロシ氏は中国の核心的利益に挑戦することで、選挙情勢が切迫した民主党に票を集めようとしている。ペロシ氏はまた、この機会を利用して自身の政治家人生に「一筆」を加えようとしている。

 政治的私利が絡む中、最大の被害者となっているのは台湾の民衆だ。ペロシ氏が考えなければならないのは、この政治的冒険行為がもたらす深刻な結果について米国内にどう説明するかだ。ペロシ氏の台湾訪問が中国の核心的利益に挑戦するという状況下で、中米協力の基礎はどこにあるというのか。

 他方、ペロシ氏による政治的冒険行為は、台湾海峡情勢を一層エスカレートさせ、アジア太平洋地域の平和と安定に衝撃を与え、自分だけの利益のために他人を犠牲にする米国の正体を世界に知らしめている。言動をころころ変え、ダブルスタンダードをもてあそんでも、米国の国際的信望を空洞化させ、米国式覇権の衰退を加速させるだけだ。

 ペロシ氏の台湾訪問は、台湾が中国に属するという歴史と法理の事実を変えることはできず、中国が完全統一を実現するという歴史の大勢を妨げることもできない。いかなる勢力、いかなる人物であろうと、台湾問題で火遊びをすれば、自らを焼き殺すことになるだろう。(CRI論説員)

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