世界初の大容量深海低温超高圧シミュレーション装置が8月に稼働

2022-08-01 16:21:48  CRI

 世界初の大容量深海低温超高圧シミュレーション装置が7月末に中国南部の三亜市でテスト運転を終え、8月から稼働を開始します。

 この装置は内径1メートル、深さ2.5メートルで、深海で用いる装備や材料などに圧力をかけるテストを行うことができます。その機能から、業界内では「圧力筒」とも呼ばれています。

 中国科学院深海科学・工学研究所のエンジニアである林覚智さんによりますと、深海用の装備や材料は海水の圧力に耐える性能が求められるため、現場に投入する前には専門的なシミュレーション装置でテストを行い、構造的な強度、密封性、耐疲労性などを測定する必要があるということです。(藍、謙)

ラジオ番組
KANKAN特集