北京
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【ちょっと気になる】
长江白鲟(cháng jiāng bái xún)長江ハシナガチョウザメ
「长江白鲟」は、長江に棲息していた世界最大の淡水魚であるハシナガチョウザメの中国語名です。
「长江白鲟」は、地球上に生まれてから1億5000万年以上にもなるとされる古い魚で、体長2~3メートル、記録されている最大体長は7メートル。体重は200~300キログラム。
魚類やエビ、カニ類を主食とし、主に長江上流にある宜賓以下の主流と支流に棲息していました。
国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストであるIUCNレッドリストが、北京時間7月21日に更新されました。
そこでは、長江の固有種・ハシナガチョウザメの絶滅と、ヨウスコウチョウザメの野生の個体の絶滅が発表されました。
ハシナガチョウザメは2003年に、長江上流の宜賓南渓区間で目撃されたのを最後に、姿を消していました。そして、ヨウスコウチョウザメは、種苗放流以外の幼魚が確認されていないため、野生の個体が絶滅したと判断されました。
この結果は、長江の水生生物多様性保全が大きな挑戦に直面しているという事実を際立たせています。
【キーワード】
……刺客(cì kè)~の刺客 ~のアサシン
≪意味≫
そもそもは日本語の意味と同じ、刺客や暗殺者という意味ですが、最近では、「……刺客」というふうに、頭に別の単語をつける使い方をよく見かけます。
その場合は、驚くほど値段が高いものや、青天井という意味になります。おサイフに打撃を与える刺客ということですね。
また、金銭とは関係ないことでも、「一見なんでもないように見えて、気付かないうちに致命的な打撃を与える」という存在の喩えで使われるようにもなっています。
その由来は、この夏話題になっている「天价雪糕」、一般的な価格よりもずいぶんと高いアイスのことです。
庶民的な売店やコンビニなどのアイスケースに置かれた、何の変哲も無いアイスキャンディ。何気なく手に取ってレジに通すと、想像を数倍上回るお値段になってビックリ。でも、売り場に戻すのも恥ずかしくて、そのまま会計してしまう……。
不意に致命的な打撃を受けた、そんな感覚を刺客にたとえているわけです。
そんな、アイスアサシン「雪糕刺客」を筆頭に、ネット上では「……刺客」という言い回しが増えています。
≪使い方≫
年轻人开始“整顿”商场刺客
(若者たち、デパートに潜む刺客商品の“整頓”を開始)
https://3g.163.com/dy/article/HD0803MA05445BQZ.html
全球演出票价普涨,“演出刺客”能让市场回血吗?
(舞台のチケットが全面値上げ “アサシン価格”の公演で市場は回復するか?)
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_19143350
配置堆满就能当豪车卖?专家称要警惕“新能源车刺客”
(“全部のせ”すれば高級車として売れる? 「新エネ車の刺客に警戒を」と専門家)
https://www.163.com/dy/article/HCU5UULH055061FK.html
热浪来袭,警惕“高温刺客”——热射病
(熱波襲来 “高温の刺客”である熱射病に気を付けて)
https://new.qq.com/omn/20220723/20220723A06DD800.html