北京
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RCEP発効に際して、より多くの企業がそのメリットを享受することを目的とする「2022年RCEP経済貿易協力ハイレベルフォーラム」が28日、山東省青島市で開催されました。
フォーラムでは「新たなチャンス・新たな構図・新たなスタート」をテーマに、RCEPの実施と普及における技術面に焦点が当てられ、貿易・投資協力の深化、産業チェーンとサプライチェーンの連携強化などの議題について話し合われます。また、RCEP商工コンサルティング理事会中国委員会の設立と、「全国貿易促進システムによるRCEP実施推進行動宣言」の発表が行われました。
中国国際貿易促進委員会の責任者によりますと、「RCEPは現代的、互恵的かつ大規模な地域自由貿易協定であり、企業の発展における重要なメリットであり、カスタマイズされた『クーポン』である。RCEPは発効からの半年間、グローバル化や国際経済のルールとシステムが試練に直面する背景下で、大きな生気をもたらした」とコメントしました。
今年上半期に中国の全国貿易促進システムが発行したRCEP原産地証明書は5万6800件で、金額は累計27億3200万ドルに達し、企業の関税減免額は4000万ドルになったと見込まれています。
今回のフォーラムは中国国際貿易促進委員会と山東省人民政府が共同で主催し、中国国際商会と青島市人民政府が共催したものです。(取材:TONG、校正:謙)