【CRI時評】中国・インドネシア関係が「志を同じくする」から「運命を共にする」に深化

2022-07-27 19:42:08  CRI

 中国の習近平国家主席とインドネシアのジョコ大統領は、26日に行った会談で実り多い成果を得た。ジョコ大統領は25日に北京に到着し、北京冬季五輪終了後に中国を訪問した初の外国元首となった。またジョコ大統領にとって、中国は今回の東アジア歴訪での最初の訪問国だ。ジョコ大統領の今回の訪中は、両国の関係の親密さを物語っている。

 双方は、中国・インドネシアが運命共同体のともに建設する大きな方向性を確立した。また、両首脳が会談終了後に行った共同記者会見では、双方が「一帯一路」と「グローバル海洋支点」構想の協力に関する了解覚書を更新し、ワクチンと遺伝子の共同研究、グリーン発展、情報交換と公務執行、サイバーセキュリティーの能力構築、海洋などの分野における協力の一連の文書を締結したことが明らかにされた。共同記者会見は、両国の「ウィンウィン」を示す場になった。

 中でも運命共同体の共同建設という大きな方向性を確立したことは、ジョコ大統領が今回の訪中で達成した最も重要な政治成果だ。人類はしばらく前から極めて長期に渡り経験しなかった大変局に直面していたが、そのことに新型コロナウイルス感染症のパンデミックも加わることになった。中国とインドネシアは、運命共同体の共同建設を牽引(けんいん)し、政治、経済、人と文化、海洋の分野に渡る「四輪駆動」方式によって協力構造を深めることで、「雨風を防ぐ力」を絶えず強化し、両国に新たな発展のチャンスをもたらしていく。

 うち、「一帯一路」は双方が共同発展を実現するための鍵となる足がかりだ。習主席は今回の会談で、質の高い「一帯一路」を共に建設する協力を絶えず深め、より多くの成果を現出させることを強調した。双方は「一帯一路」と「グローバル海洋支点」構想の協力に関する了解覚書を更新した。このことで、両国それぞれの発展計画をさらに精確に結びつけることが確実となり、さらには中国が約束してきたことが確認されたことになった。すなわち、「インドネシアの発展の助けとなり、中国とインドネシアの協力を深めるのに役立つことであれば、中国側は積極的に参加し、全力で努力する」ということだ。 

 インドネシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)の先導者だ。今年は、20カ国・地域(G20)首脳会議の輪番議長国を務め、来年にはASEANの輪番議長国を務める。この意味からして、中国とインドネシアの良好な関係発展は両国に共通する長期的利益に合致するだけでなく、地域と世界レベルでも積極的で深い影響を及ぼすことになる。 

 今回の会談で習主席は、「インドネシアがG20首脳会議を主宰することを全面的に支持する。インドネシアが来年のASEAN議長国をしっかりと務めることを全面的に支持する」と明言した。中国側が今回表明した確固たる支持は、年内のG20サミット開催を成功させる自信と原動力をインドネシアに注ぎ込んだ。インドネシアのディノ元副外相が述べたように、中国とインドネシアの協力は多国間主義を真に実践するものだ。 

 注目すべきは、今回の会談でジョコ大統領が中国とインドネシア関係を「運命共同体」「互恵ウィンウィン」「プラスのエネルギー」などの言葉で表現したことだ。ジョコ大統領は今回の訪中で、アジアは集団対決とグループ政治を歓迎せず、平和を求め、発展を図ることこそ地域の人々の願いであることを明確に示した。(CRI論説員)

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