四川名物・レビュー高評価のやわらか〜い牛肉料理

2022-07-25 14:58:43  CRI

 近ごろネットで話題の「馮三孃蹺脚牛肉」というお店。レビューを見ると、「とてもおいしい」という評価がなんと99.8%以上もついています。いったいどんな味なんでしょう? わくわくしながら、北京市北部にある五道口店に行ってきました。

 お店に着いたのは午前11時。北京ではごく普通の店構えですが、中に入るとすごくいい匂いがします。

 さっそく注文!

 人気ナンバーワンはお店の名前にもなっている「白煮蹺脚牛肉」です。蹺脚牛肉というのは四川省楽山市の名物で、柔らかく煮た牛の肉や内臓を特製の調味料につけて食べる料理です。今回は、人数が少ないので小サイズを注文。新鮮な牛肉と、さっぱりしたスープ。大きな牛肉はしっかり煮込まれているのに柔らかくて食べやすいです。

 2つ目の注文は「牛脳と豆腐の煮込み」です。

 牛の脳を食べるなんて、日本の方はびっくりするかもしれませんが、これが濃厚でとっても美味しい! 四川料理の調理法にぴったりとマッチしていて、個人的には「白煮蹺脚牛肉」よりも好きかも。「麻婆豆腐」が好きな方にはぜひ食べてみてほしい、ご飯が進む一品です。

 3つ目の注文はこちらの「鉢鉢鶏」です。

 鶏肉料理ではありますが、実際には牛アキレス腱、ジャガイモ、昆布、レンコン、鶏の足などなど、たくさんの食材が入っています。ラー油に浸っていてとても辛そうですが、実際にはピリ辛で、トウガラシの香りが心地よいです。四川料理の味は好きだけど、辛いのはちょっと苦手だという方は、試してみてください。

 最後のおすすめはデザートの「三鮮氷粉」です。「氷粉(ビンフェン)」は四川特産の、オオセンナリの種を揉んで作るゼリー状のデザートです。透明でぷるんぷるんの氷粉にレーズンやサンザシ、各種フルーツを合わせるのが一般的で、冷たくつるんとした食感は夏に大人気! このお店の「三鮮氷粉」は醪糟(ラオザオ、甘酒に似た調味料)とレモンが入っていて、爽やかな酸味があるのが特徴で、辛い料理を食べた後にはピッタリです。

 馮三孃蹺脚牛肉 五道口店

 場所:北京市海淀区成府路28号

 営業時間:10:00〜22:00

 1人当たり60元(約1200円)

 交通:地下鉄13号線五道口駅出口B

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