北京最大の中古商品取引市場を散策

2022-07-22 09:46:39  CRI

 北京最大の中古商品取引市場・潘家園旧貨市場を見学しました!

 北京市の東南三環路近くにある旧貨市場で、広さは4万平方メートルにも及び、中国国内でも最も広い旧貨市場です。

 敷地内に入ると、「胡同印象」という看板が目の前に現れました。このエリアは胡同(フートン)など古き良き北京の風景を再現し、懐かしい雰囲気が溢れています。小さい頃に街でよく見られた公衆電話、古いバス停…かつての記憶がどんどん頭の中でよみがえってきます。 

 この日は、伝統衣装の「漢服」に関する祭りが開催され、中古品の「漢服」はもちろん、手作りの飾り物などもいっぱい並んでいました。  

 市場はいくつかのエリアに分かられていて、書画、文房具、陶磁器、工芸品、図書…様々な種類の物品が揃っています。店舗を構えている店もあれば、地面に直接商品を並べる露天業者が多いのも特色です。

 陶磁器エリアには、様々な種類の陶磁器が売られていて、その中には珍しい年代物や近年に作られたものの両方があるようです。

 中国では近年、金剛菩提樹ブレスレットがすごく人気です。小さい粒はインドネシア産、大きい方はネパール産なんですって。購入すれば、現場でつないでブレスレットにしてくれます。 

 工芸品エリアでは、面白い時計を発見しました。鳥かごの中の小さい鳥が動き始めると、時計が動き出します。可愛いと思って、180元(約3700円相当)で購入しました。勇気やコツが必要ですが、価格の交渉も市場で買い物をする楽しみの一つ。店主さんによると、私が購入したのは日本製の時計でした。 

 北京の旧貨市場はいかがでしたか?チャンスがあれば、ぜひ訪れてみてくださいね! 

 潘家園旧貨市場

 場所:北京市朝陽区潘家園路華威里18号

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