商務部 中韓FTA第2段階交渉に実質的な進展

2022-07-22 12:20:12  CRI

 商務部の束珏婷報道官は21日、中韓自由貿易協定(FTA)の関連規定に基づき、両国が中韓FTAの第2段階の交渉を開始し、ネガティブリスト方式でハイレベルなサービス貿易と投資の自由化協議を行っていくことを明らかにしました。双方はこれまでに9回の正式交渉を行い、実質的な進展を見ています。 

 束報道官は、「このほど、中韓両国は今後の交渉の推進を加速することで合意した。中国は韓国と共に、互恵的でウィンウィンの協定を早期に実現し、両国のサービス貿易と投資の開放、協力のレベルをさらに引き上げ、中韓経済貿易関係を新たな段階に押し上げることを期待する」と述べました。

 今年は中韓国交樹立30周年にあたり、両国は互いにとって重要な貿易パートナーです。束報道官は、「この30年間、中韓貿易は飛躍的な進展を遂げ、2021年の2国間貿易額は3600億ドルを突破して、国交樹立当時の72倍に達した。2015年の中韓FTA締結以降、双方はこれまでに8回の関税削減を行ったほか、中国が韓国原産の輸入貨物に対してゼロ関税を実現した税目の割合は40%を超えている」と語りました。(怡康、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集