北京
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7月に入ってから、雲南省シーサンパンナを訪れる観光客が増えています。
熱帯雨林と少数民族の風情で知られる観光地、シーサンパンナ。7月1日から10日までの間、ここを訪れた観光客は昨年の同じ時期に比べて71.91%増え191万人余りに上りました。
観光客の増加はシーサンパンナに駅を置く中国ラオス鉄道の開通が追い風になっています。
「中国ラオス鉄道」は、昨年12月に開通した、中国雲南省の昆明とラオスの首都ビエンチャンを1022キロにわたって結ぶ鉄道です。昆明からシーサンパンナはおよそ3時間。開通から初の夏休みを迎えたシーサンパンナでは、7月8日以降、1日当たりの利用客数が延べ2万人を超える日が7日間続きました。
地元では更に多くの観光客を受け入れるため、バス路線の充実化や、たき火パーティーの開催など、態勢の充実化がはかられています。