中国のインテリジェント・コネクテッドカー標準体系、2030年までに100項目以上追加へ

　中国の全国自動車標準化技術委員会（NTCAS）がこのほど明らかにしたところによりますと、中国ではインテリジェント・コネクテッドカー標準体系の第1段階の整備がすでに完了しており、今後新たに100項目以上の標準が追加されるということです。

　インテリジェント・コネクテッドカーの新たな発展情勢に適応するため、新段階の標準体系はスマートセンシングと情報通信、意思決定制御と実行、機能セキュリティ、情報セキュリティ、データセキュリティなどの内容を網羅し、2030年までに100項目以上の新たな標準が追加されます。

　専門家は、中国の第1段階のインテリジェント・コネクテッドカー標準システムとしては、これまでに39項目の関連標準が承認、発表されており、中国は既に運転支援、低レベルの自動運転に対応できるインテリジェント・コネクテッドカー標準体系を基本的に整えていると述べています。なお、中国が主導し、あるいは制定に参加した国際標準法規は19本あり、中国は全世界のインテリジェント・コネクテッドカー産業の発展に貢献しているということです。（Yan、坂下）