北京
PM2.577
23/19
中国の6月の新エネルギー車の販売台数は、好調な勢いを見せ、急増したことがわかりました。
6月の乗用車の小売は初めて50万台を突破し、前年同月比2.3倍となりました。ガソリン価格の上昇や政府補助金の実施などがその要因と考えられます。一方、メンテナンスなど新エネルギー車の使用コストもガソリン車と比べ一際安くなっているということです。
メーカー別に見ますと、今年上半期、最も売れたのが、国産自動車メーカーの比亜迪(BYD)で、販売台数は前年同期比の4.15倍にあたる約64万台に上り、中国で大人気のテスラを上回ったということです。
ナンバー規制が実施されている北京市では、今年、交付可能な新しいナンバープレートの数を7万枚に増やしたほか、新エネルギー車の購入者に対して1万元(約20万円)の政府補助金を給付するなどの優遇政策を実施しています。(ミン・イヒョウ、星)