「中国航海の日」、グリーン・低炭素・スマート発展にスポット

　今年の7月11日は中国で18回目となる「航海の日」です。10日から16日まで行われる「航海の日」に関するウイークイベントでは、海上輸送のグリーン・低炭素・スマート発展に焦点が当てられています。

　今年のテーマは「航海のグリーン・低炭素・スマートの新しい発展方向をリード」で、2022年中国航海の日フォーラム、中国航海学会2022年シンポジウム、全国航海科学普及ウイークイベント、航海科学技術博覧会など一連のイベントが設けられています。また、航海の日フォーラムには九つの分科会が設置され、これまでの国際船舶技術と安全、中国国際海員などのほか、大連北東アジア国際海運センターの質の高い発展、中国海洋生態のグリーン発展、中国船舶と海洋装備技術、浚渫（しゅんせつ）フォーラムが新設されました。

　中国では現時点で、海運は約95%の対外貿易貨物輸送量を引き受けており、2021年末までに管理している船隊の載貨重量トン数は3億5000万トンに達し、世界第2位でした。（朱、野谷）