A株の国際指数への組み入れ比重は上昇しつつある

2022-07-08 13:10:03  CRI

 MSCI社は6月から、226のA株を新興市場指数に組み入れた 

 7月は半年報を発表するシーズンであり、中国A株上場企業の今年の半年報が続々と発表されました。5日現在、115社の上場企業が上半期の業績報告書を発表しました。材料、資源品、ハイエンド製造、医薬などの分野の業績は喜ばしく、新エネルギー車、ソーラー発電などの産業の業績予報も注目されています。

 A株企業の優れた業績は多くの国際投資会社の注目を集めており、世界的な指数算出、金融リサーチ会社であるMSCI社は6月から、226のA株を新興市場指数に組み入れました。現在のところ、1249社のA株上場企業がFTSE Russellインデックスに組み込まれています。

 また、今年に入ってから、多くの外資系機関がA株上場企業を頻繁に調査しています。金融情報サービス大手の万得信息技術(Wind)のデータによりますと、今年第1四半期に外資系機関はA株上場企業2072社(回)を調査研究しました。第2四半期以降、さらに2437社(回)に上昇し、前年同期比で2倍近くに増加しました。また、6月だけで272の外資系機関がA株上場企業の調査に参加し、累計で535社を調査しました。

 7月4日、スイスの銀行大手UBSが発表した調査報告によりますと、調査を受けた世界の30を超える中央銀行の外貨準備管理者のうち、85%が人民元の投資を検討またはすでに投資していることが分かりました。また、外資系機関傘下のファンドも中国資産の配置を重視しているということです。(閣、野谷)

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