宇宙ステーションの実験モジュール「問天」 打ち上げに備え軌道修正

2022-07-07 14:23:10  CRI

 中国の宇宙ステーション「天宮」の年内完成に向けて、その構成部分となる実験モジュール「問天」の、打ち上げに備えた軌道修正が行われました。

 実験モジュール「問天」は7月中に、海南省の文昌航天発射センターから打ち上げられる予定です。その後、宇宙ステーションの一部となって、宇宙生命科学研究の拠点としての役割を担うことになります。

 現在、中国の宇宙ステーションはコアモジュールである「天和」と、宇宙貨物船「天舟3号」および「天舟4号」による複合体となっています。これは、6月5日に有人宇宙船「神舟14号」が酒泉衛星発射センターから打ち上げられた後で形成されたものです。今後は「天舟3号」が切り離され、「問天」が「天和」とドッキングすることになります。

 「神舟14号」の宇宙飛行士3人は、6カ月の滞在期間中に「問天」を通して、船外活動を2回から3回行う予定です。(怡康、謙)

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